いわい整形外科

当院の治療

当院の治療

東洋医学的発想での治療

”病気だけではなく病人をみる”という考えで、身心全体の状態をみる治療をしています。
はっきりとした痛みになる前のこり、こわばり、軽いしびれなどの段階で治療をはじめることにより症状の重症化を防ぎ、完治するまでの期間を短くすることができます。

漢方薬の利点

漢方薬は、病名ではなく症状に対して処方することができるので、検査では異常がないといわれても困っている体の不調や心の問題を緩和できる可能性があります。

鍼治療について

当院では、疼痛、こり、しびれに対して鍼治療を積極的に取り入れています。痛みが強い場合トリガーポイント注射も併用しますが、鍼治療は広範囲の症状に対しても対応でき、薬剤を使わないため体に負担の少ない治療だといえます。
鍼がなぜ効くのか、いろいろな研究結果(gate control説、エンドルフィン説など)がありますが、実感として得られるものとしては筋肉の緊張がとれ、血流が良くなることがあげられます。痛みは身体のなんらかの損傷が起きて生じます。身体は本来自分の力で傷を修復しますが、修復には血液に含まれる酸素や様々な物質が必要です。血流を良くすることはすなわち修復の後押しをすることになるのです。神経の損傷による痛み(上下肢の神経痛、帯状疱疹後神経痛など)は回復に時間が要しますが、繰り返し治療することにより少しずつ改善してくる傾向があります。
治療にはステンレス製ディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用し、安全性の高い施術をしています。女性鍼灸師2名と院長、副院長(筑波技術短期大学鍼灸施術所にて1年間研修)の計4名が鍼治療を行っております。

  • 人参(ニンジン)
  • 防己(ホウイ)
漢方は高価なの?
当院では、健康保険が適用される医療用漢方製剤を処方しています。西洋薬では、複数の薬で対応しなければいけないような症状も漢方薬では1剤で補えることもあります。
長く飲まないと効かないの?
薬によっては即効性のあるものもあります。症状や薬の種類によっても効果の出方は違ってきますが2週間くらいを目安にして、効果が全くないような場合は変更していきます。
副作用はないの?
漢方薬といっても、薬としての効果があるのと同様に副作用が出ることもあります。胃の重さや食欲不振、動悸やむくみなどの原因となるこもありますので、気になる症状がありましたら薬を中断してご相談ください。

西洋薬との飲み合わせが悪いものもありますので、服用している薬をお教えください。

あなたの交感神経はがんばりすきていませんか?

自分の意志とは関係なく働いてくれている自律神経(交感神経と副交感神経)の働きのよって、人は呼吸や循環、消化などの生命維持活動をおこなっています。活動時や緊張時に活発のなる交感神経と安静時や夜に活発になる副交感神経のバランスが崩れると体の不調を引き起こします。

身体に起きる何らかの損傷は、炎症を引き起こし痛みとなります。人は、身体のなかで起きている細かい損傷を血流によって自分で治していますが、痛みやストレスで交感神経が緊張すると血管が収縮して血流が悪くなり、治りが悪くなります。交感神経の過緊張を解くためには、痛みを緩和させる治療を行うと同時に、十分な睡眠をとり、栄養バランスのよい食事を心がけ、適度な運動をするなどの生活習慣や、身心のリラックス方をみつけるなどといったこともとても大切になってきます。